寄せられたご感想

大阪市の中央区民センターであった、関東からの避難者と住民との交流集会に参加しました。

僕は、午後の二時間ほど居ただけなのですが、3.11直後の集会で感じたような、場の熱気のようなものを久しぶりに感じました。ぼく自身、こういう感覚を(沖縄に行った時などのわずかな瞬間は別にして)、日常のなかでは、ずっと忘れてたように思う。

避難者の人たちというのは、いま、国の政策によって完全に「存在しないもの」のようにされようとしている。いわば、今現在の日本という国の暴力性を直視して向き合わなかったら、自分たちの存在が消去されてしまうような状況を生きている。

そういうところで否応なく生まれてくる共同性にしか、この国では、人が人間らしく生きる余地はもはや残っていないのではないか。
そういうことを思わされる集会でした。


渡辺悦司さん

渡辺悦司さん

皆さま
すでに案内いたしておりました、Go West Come West!!!関東からの避難者たち主催の「避難者交流会&『自主避難者は自己責任』への抗議集会」が5月6日(土)に開かれました。
福島から避難しておられる森松氏が政府の帰還政策や棄民政策を鋭く批判し、関東から避難しておられる羽石氏が、避難者の住宅援助の継続を各自治体と闘って勝ち取ったとの報告が行われました。
集会には、避難者を中心に、およそ70人が集まり、とても盛会でした。交流会では、次々と発言や質問が続き、大いに盛り上がりました。
今村復興大臣を辞任に追い込むきっかけを作ったフリージャーナリストの西中氏も東京からかけつけて発言をいただきました。
私も参加し、東京圏の放射能汚染と健康被害予測について報告をさせていただきました。
当日の私の報告のスライド、添付してあります。
また東京の汚染および帰還政策についての私の論考、ブログに掲載していただきましたので、こちらもご利用ください。
「東京圏の放射能汚染――チェルノブイリでは「避難の権利」が保障されるべきレベル」(初版でまもなく改訂する予定ですが) http://blog.torikaesu.net/?eid=60

PDFファイルは以下にあります。
http://www.torikaesu.net/data/20170402_watanabe.pdf
「政府の帰還政策の恐るべき危険性を警告する」 http://blog.torikaesu.net/?eid=61

PDFファイルは以下にあります。
http://www.torikaesu.net/data/20160427_watanabe.pdf


今日は大阪で、避難者交流会&「自主避難者は自己責任への抗議集会へ。懐かしい武市さんに会えて嬉しかった????関東・東日本の避難者の方たちと繋がり、子どもたちを被ばくから守りたい。森松さん、羽石さん、渡辺さん、萩原さん、岡田さん、みなさんの話はどれも心に響きました。今村元復興大臣にインタビューされた西中さんの話もよかったです。…「自主避難は自己責任」はあまりにひどい。「自己責任ではなく事故責任」を明確にし、国と東電に責任をとらせねば。森松さんと日野行介さん、河合弘之さんのDVDも買ったので、またみてください。今日は、この間の疲れが出たのか、途中、肩がこって頭が痛かったのですが、滝本さんに肩を揉んでもらって楽になりました。ありがとう


「Go West, Come West、3・11関東からの避難者たち」の集会に行ってきました。
3月の時もびっくりしたけど、今回も大勢の人でびっくり。(どなたかの報告には100人とありましたが、たぶんそれに近い)
避難者自治区!いいなーと思いました~????
私は、昼からの参加で、討論には加わってないのですが、Hさんのレジュメに「今後どうしていくか?避難者が集まって住む(避難者自治区)ことで、地域、議員、行政、国へ影響力の拡大をはかる。」と書いてあって、引かれました。単に政府、行政に要求・抵抗していきやすいというだけでなく、自分たちの“ほんとの繋がり”を創っていくことにもつながるかなーと思います。何年もかかるのかもしれないけど・・・・


午後の部、始まりました。私はここから参加。100人くらいは集まってるかな。
まだ少ししかたってないけど、かなりの熱量、ヒシヒシ感じます


岡田俊子さん

岡田さん

私、大阪へ行ってきましたので少し報告を――飛ばして下さってもいいです。

イベントはとても素晴らしかったです。避難者、支援者80人以上の参加で

渡辺さんがお話するという事にあったからか 北海道から参加の医師もいらして~

文科省前抗議に数回参加してくれていた青年とは

会場に向かう地下鉄の中で 岡田さんじゃないですか!と 声をかけられビックリ。
(大阪に移住していました。)


「5.6 避難者交流会&「自主避難者は自己責任」への抗議大集会」に参加してきました。よい集会になったとおもいます。午前中の交流会は約20人。自己紹介から始まり,避難者のつらい体験などが話題になりました。この集会のために北海道,埼玉,東京,名古屋からも,近隣では兵庫,京都,奈良からも参加されました。昼食は各自持参のお弁当でした。自己紹介のところで,わたしはこのあと発言のチャンスがあるかどうかわからないので,11月の国連人権理事会での日本の普遍的定期的審査(UPR)にむけて,日本弁護士連合会と国際人権 NGO ヒューマンライツ・ナウが国連に文書を提出されたこと,東日本大震災の被災者の人権問題もとりあげられること,グローバー勧告や,国内強制移動に関する指導原則や,子どもの権利条約については資料を提示しながらひとこと紹介しました。
午後は3人が報告をされました。(だんだん人がふえて最後は60人ほどでした。)住宅問題では当事者のほかに支援団体からの報告もあり,状況が理解しやすくなったとおもいます。関係者のねばりづよい努力に敬意を表したいとおもいます。
朝からたっぷり1日をかけて,食事もともにしながらの交流でかなり内容を深めることができたのではないかとおもいます。以前の高槻での避難者交流会では食事をともにするという構えはなく,2~3時間の交流だけで,参加者から「時間が短すぎる」という苦情が出たこともありました。その経験からすると1日かけてじっくりとやるのはよいとおもいました。内容がよく準備されていたのがよかったとおもいます。(災害避難者の人権ネットワーク主宰)


昨日は、「Go West, Come West. 3.11 関東からの避難者たち」避難者交流会&自主避難者は自己責任への抗議集会へ初参加してきました。
会場には60~70名ほど(もっと?)の避難者&市民が来場されていました。

第一部は参加者の自己紹介~交流会。
第二部は避難者&「市民と科学者の内部被曝問題研究会」からのお話。
大阪はもちろんのこと、京都、神戸、奈良、東京、名古屋、札幌などから参加をされ、今村復興大臣を辞任に追い込むきっかけを作ったフリージャーナリストの西中氏も東京から夜行バスで参加をされていました。
参加者のお話の中で特に印象に残ったことをいくつか。
神奈川県小田原から奈良へ避難された方は、お子さんたちの鼻血から健康被害を危惧、家族の反対や友人知人との理解が得られないままの避難となり、心の病を発症したとのお話。
かつて仕事でチェルノブイリに住んでおられた方によれば、チェルノブイリ近郊よりも、距離の離れたミンスクのほうが健康被害が多いとのお話。
夢風基金」のスタッフをされている東京からの避難者さんからは、障害のある避難者さんに対しては基金より60万が支給されるのでぜひアナウンスしてほしいとのお話でした。

「市民と科学者の内部被曝問題研究会」の渡辺悦司さんからのお話で印象的だったのは、2010年以前のデータがインターネット上から消され始めているということ、それから、東京では血液のガンが増加しているということです。
(資料を2枚ほど撮影させていただきました)
私たちに必要なのは、大学病院など、大きな病院が公表している死亡原因をとりまとめることだということももお話されていました。
集会後の交流会へも参加をさせていただきましたが、集会の中心メンバーである園さんは体調も芳しくない中、早朝からの準備&当日運営でお疲れの様子でした。
そんな中でも、参加者一人一人に気配り、目配りをされている姿に、今回の集会にたくさん遠方から足を運んだ人が多かったのも、彼の人柄によることも大きいのではないかと感じ、そんな人が関西で共に声をあげてくれることを心強く感じました。

渡辺さんの講演趣旨

  • 今の政府の政策の基礎は安倍首相が発言した「健康に対する問題は、今までも、現在も、これからも全くない」ということははっきりと申し上げておきます。」にある。
  • 専門家の発言①明石放医研理事、「チェルノブイリに比べれば、全く対した事故ではなく、将来的にも健康に関する心配は何もない」
  • 専門家の発言②山下俊一氏「福島における健康の影響はない。」「100ミリシーベルトまでならなければまったく心配いりませんのでどうぞ胸をはって歩いてください。」
  • 専門家の発言③長瀧氏重信氏(山下さんのボスに当たる人)「(福島周辺住民の現在の被ばく線量は)20ミリシーベルト以下になっているので、放射線の影響はおこらない」
  • 20ミリシーベルトのところに、5年間住めば100ミリシーベルトになり、5ミリシーベルトのところでも、20年間住めば100ミリシーベルトになる。
  • 本当は、「長いこと住むと危険ですよ」と言わなければならないがそれを言わない。
  • 「放射線の性質や被爆に関する基礎知識を国民がもたなかったこと、合理的な判断ができなかったことが、混乱を招いている」という言い方をしている。
  • (福島第一原発事故による)放出放射能は、広島原爆のだいたい168発分。
  • 広島原爆の168発分原発が爆発して、出した放射能と同じものが日本全国、世界に降り注いだにも拘わらず、なんの健康影響もないというのは、あらゆる科学的知見に反するといっていい。
  • 原爆被爆者寿命調査というのがICRPリスクモデルの基礎になっている。
  • 放射線被ばく問題についての現在の争点は「健康影響があるかないか」である。
  • 血液がんの潜伏期間は3年、固形がんは5年くらい。
  • 東京の各大学ごとの血液内科の入院者数が、原発事故後、急激に増えている。
  • 放射線関連で早くわかる症状に白内障があり、井上眼科病院(眼科の総合病院)でも、西葛西にある病院でも増加傾向が続いている。
  • アルツハイマーによる死亡率が事故後急速に高まっている。
  • 「甲状腺がんこども基金」の支給地域別分類によれば、福島54人、東京3人、福島以外が1/4、関東6県をたすと17%。
  • 福島は全員調査だが、関東は任意の調査。だいたい数値の7倍が目安となり、12人であれば、70数名が潜在的な甲状腺がんの可能性がある。
  • ICRPのリスク係数は、「原爆被爆者の生涯における発症致死率のデータ」に基づいている。
  • 原爆被爆者の調査が始まったのは7年目であり、それ以前は調査外。
  • 爆心地から2.5キロまでと2.5キロ以圏を比較し、被爆者同士の比較をやっている。
  • 桐島瞬氏(東京のジャーナリスト)が首都圏の主要地点を測定した結果、駅や東京ドームなどが高くなっている。
  • 個人間の放射線感受性の相違を否定。感受性の高い人の基本的人権、生存権の否定。
  • 非がん死の排除。
  • 放射線の間接的作用、活性酸素・フリーラジカルによる酸化ストレスの影響を考慮していない。
  • 難聴は放射線の影響がでている酸化ストレス。
  • トリチウムという三重水素の危険性。
  • 様々な遺伝子の変異が蓄積してがんになる。
  • 放射線感受性が強い集団。低線量でも深刻な人体影響の可能性がある。
  • 福島県200万の中では2万-12万人、関東4500万の中では45万-270万人、全国ではは130万-760万人が放射線感受性が非常に高い。

最後に、ドンキホーテを書いたミゲル・デ・セルバンテスセルの言葉を引用されました。
富を失うものは、多くを失う。
友人を失う者は、さらに多くを失う。
しかし、勇気を失う者は、全てを失う。

お話の詳細は、渡辺悦司さんたちの共著「放射線被曝の争点」を読んでください。
http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1606-4n.html

最後に、脱被ばく実現ネットの方からは下記の情報もいただきました。

このような仕組みが関西にもあれば当事者はとても助かります。
このたび「自主避難者住み替え助成基金」は、3次基金を設立いたします。
(以下略)


取り返したい、と思った、娘の元気な毎日を。

そのために知ろうとし、考えた。

でも、それは難しく、そして、孤独なことだった。
3年前でも、『放射能』のことなど、もう誰も話してなかった。東京で放射能の心配をすることのバカらしさについて、お説教口調で話すお医者。

でも 結局、

放射性物質というものから離れること

それ以上取り込まないようにすること

それを行うことで、

2度と取り返せないかと感じたものを、

私達は、取り返した。

取り返したんです。
奪われていることが、はっきりとわかった。
そして、取り返すための方法を、その道を、知ることができた。
本当は、道はある。
被曝からいのちと健康を守って行く道。
でも今多くの人はその道を知ることができない。
なぜなら、私達は、それを 決して知らせまいと する 非道な 力の下にいるから。
『フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません。』
『….健康問題については今までも現在も将来も全く問題ない、と断言します。』
私たちの 首相が 話す嘘が、日本の国を支配してるの?
これを現実と見せるべく、私たちは沈黙を続けるの?
今の日本で、『放射能』は、 強烈なタブー。

知って、 気づき、考える機会がない。

何が奪われているのか 分からない。
声を上げるべき多くの医者や専門家は 沈黙を続けている。
今日の夜 布団の中で 突然死したとしても 心臓が止まる最後の瞬間までなぜ こんなことが起きたのか 知ることができない。
悲しく、むごい、 取り返しのつかないことがどれほど重なって行くというのか。
関東圏全体で毎年約40万人、50年間で1200万人の致死リスク、という。
太平洋戦争だって 日本人の死者は310万人。
周りの人は元気ですか?
心臓病になった人は? 聞いたことのないような難病になった人は?

喘息やアレルギー、 ひどくなっていませんか?
突然死された人はいませんか?
私達を 守るはずの 国は 初めからそんな気はさらさらありません。殆どの メディアも それに従っています。事実を しっかり伝えることはありません。
どうしたらいいかって もう私たち一人一人が 気づき、知って、 やれることをやる、具体的に動いていくしか ないのでしょう。
今からでも取り返していくために、
これ以上 失わないために。
シェアした 論文は、市民と科学者の内部被曝問題研究会会員、渡辺悦司さん、 ご執筆のものです。

大切な 事実が 溢れています。
どうぞゆっくりご覧ください。
読むのが大変な場合は…
5月6日に開催された「Go West, Come West. 3.11 関東からの避難者たち」の 集会にて
渡辺悦司さんの お話が youtube にアップされています。

これは30分くらいです。 耳に イヤホンを ツッコミつつ お仕事などされて 聞かれたらいかがでしょうか?

論文の全体像がざっくりとわかります。

そして人の声というものは 真実を伝える気がします 。
私もついさっき、 youtubeで初めて 話を聞いて 本当に、本当に、こんな悲しいことが起きようとしているのだ、ということを 事実として 感じ取ることができました。
どうか、みんなで 気づいて 大切なものを取り返しましょう!

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