- 会見日時:2月26日(月)11時~12時
- 場所:大阪府庁記者クラブ(大阪府庁本館4階)
- 会見者:福島、茨城、東京各地域からの避難者など
記者会見の様子
プレスリリース
2011年3月11日、14時46分、東日本沖で、マグニチュード 9.0となる地震が発生しました。
同時刻、福島第一原子力発電所で稼働中だった1号機、2号機、3号機がこの地震により自動停止。
19時03分、枝野幸男官房長官が首相官邸での記者会見にて原子力緊急事態宣言の発令を発表。
20時50分、福島県対策本部から1号機の半径2kmの住民1,864人に避難指示が出されました。
21時23分、菅直人内閣総理大臣から1号機の半径3km以内の住民に避難命令を出し、半径3kmから10km圏内の住民に対し「屋内退避」の指示が出ました…..。
あれから7年。屋根が吹き飛び、底が抜けた原発からは、今も放射能と汚染水が出続けています。
徹底的な事故の原因究明や事故処理もできないまま、被害者の声はないがしろにされ、避難者住宅の打ち切りをはじめとする帰還政策が進められています。
このような中、甲状腺がんの悪性または悪性疑いと診断された子どもは193人となり、福島はもとより、関東各地からも、「被ばく」による健康被害の声が高まっています。
昨年末、避難者の一人が国連人権理事会に出向き、声を伝える行動を起こしました!!
その結果、世界各国から勧告が出され、日本政府は3月までにその回答を迫られています!!
また、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は、核兵器禁止条約実現の貢献が高く評価され、ノーベル平和賞を受賞されました。
世界が非核への道を進む中、私たちの住む日本は原発を再稼働し、海外へ輸出しようとしています。
広島・長崎、そして、福島での教訓は活かされているのでしょうか?
わたしたち「Go West, Come West!!! 3.11東北・関東 放射能汚染からの避難者と仲間たち」は、3月10日、被災者の現状を伝える集会とデモを企画しました。
つきましては、2.26記者会見への出席と3.10集会・デモ当日取材への御協力を賜わりますようお願い申し上げます。