私たちの趣旨と行動予定・報告

2018年度会計報告/19年度活動方針

『かけがえのないものを守るために』
2021.3.11.Thu.三田茂医師オンライン講演会
〜311原発事故後10年を生きる人々の身体に何が起きているのか〜

演題【『新ヒバクシャ』外来診療の10年】

首都圏中心に、この10年にわたり、4000人の検査を続けた、ひとりの避難者である医師が、診察室より会場に、そして皆様にリモートで語ります。

3月11日(木)18時開場 18:15〜20:45
会場:国労大阪会館3階大会議室(JR天満・地下鉄扇町駅から徒歩5分)
地図 : https://map.goo.ne.jp/place/RERH4EH5/map/
入場料:800円(避難者・障がい者・学生半額。リモート閲覧は無料)
呼びかけ:
Go west,Come west!!!
311東北.関東 放射能汚染からの避難者と仲間たち(ゴーウェスト)
連絡先:‪080-4095-3319‬ 
mail:gowest@gowest-comewest.net
HP:https://www.gowest-comewest.net/

◼︎申し込みが必要になります。会場参加、zoom参加を希望される方は、以下のフォームにご記入ください。https://forms.gle/r7z3f2aDDPvkwJZx7

三田先生や他の参加者の方々と共有するコメントや質問は、主に会場とzoom上で受け付けます。zoom参加のほうは定員に達しましたので、ぜひ会場へお越しください。

加えて、今回はYouTubeLive配信を使って集会の様子を生中継します。zoomに入れなかった方はこちらからご参加ください。また、中継した動画はYouTube上で何度でも見返すことができますので、予定が合わない方もご視聴いただけます。 https://youtu.be/75VHCq8qC5A 

避難者の方々、それ以外の方々も、どうぞ皆さまの10年の思いを、たとえわずかだとしても、共有して下さい。

🔹 呼びかけ 🔹
Gowest!!!その意味を知りましょう。現在の福島、東日本、そして首都圏東京で生きること、その危険性を知る医師、今の日本で最もはっきりとそのことを訴えているひとりの医師が伝えます。
脅かしているものの正体を知りましょう。私たちは、決して知らされることがないのですから。
原発事故から10年。健康影響はない、とされています。この国には避難の権利、はありません。それは今、コロナ禍で、最も必要とされる検査と隔離が、なんとしても進められないことに重なります。見えない脅威から人を守るために、調べて知ること、対峙すること、そして逃す、という、必要なことがこの国ではされません。
守るべきものを、守らず、真逆の方向に突き進むこの国で生きる私たちは、生き抜くために手をつなぎ、やれることをやりましょう。311から10年がすぎました。今、この国で続く原発事故の、そのすべてに暴力的に幕引きがされようとしています。私たちは思考停止の魔法にかけられ、真実が見えません。あきらめや無関心、自己本位。10年をかけて私たちの心まで覆ったかのような死の灰を、力を合わせてはねのけましょう。
核の下の「権威」「科学」、ここには乗らない、と、ひたすら私たちの身体に向き合い、そのかけがえのない健康と毎日を守るため、力を尽くす医師がひとり、ここに存在することは、私たちの宝です。
知ること、は力です。そして思考すること、は今の私たちに残された希望です。
守るこの愛の想いを胸に、共に学びましょう。
そしてよりよい未来に向けて歩んでいきましょう。

🔸🔸三田茂医師について🔸🔸
2011年3月11日の東日本大震災に引き続く東京電力福島第一原子力発電所の爆発により、福島はもちろん東日本は広範囲に放射能汚染されました。  東京都で開業医をされていた三田茂医師は、患者の体調の変化に気付き、首都圏住民を中心に放射線被ばく検査、診察、を始めました。そして、見えてきた現実に危機感を感じ、自らや家族を守り、人々に避難、移住、を促すために、転地を行いました。2014年4月、親子2代にわたり続いてきた医院を閉じて岡山に移転、開業をされました。その後も、首都圏在住者、避難移住者4000人以上の診察、甲状腺エコー検査や血液検査を行い、放射線被ばくの影響と思われる血液、ホルモン、身体の変質を独自に統計化することを続けています。医師の観察によれば、東京首都圏居住者の健康被害は明らかであり、福島県の汚染の少ない地域や北関東の住民のそれよりもむしろ深刻である、ということなのです。2017年、三田医院診察のまとめとして、論考 『新ヒバクシャ』に『能力減退症』が始まっている、を出されています。

★定例行動★ 毎月第2土曜日、原発避難者・避難希望者・支援者の交流・相談・集会と街頭アピールへ

毎月第2土曜日13時半~16時@国労会館(JR天満、地下鉄扇町駅)です。その後電車で隣の大阪駅へ移動し、梅田HEP5入口前(北側、阪急三番街側)で16時半~17時15分まで被ばくの危険を訴え避難政策を求めるアピール行動を行います。ぜひご参加下さい!次回は4月10日、5月8日、国労会館2階です。(集会・デモを行う月など、変更の際はこちらでお知らせします。必ず参加前にご確認をお願いします)

私たちは「新たな3.11原発避難希望者への相談受付と支援」を始めました。東日本の住民が黙らされているために見えにくいが、事故5年目以降に爆発的に被害が増えたチェルノブイリと同じく、放射能の健康被害は確実に増加・深刻化しています。
詳細:放射能汚染健康被害
しかし新規希望者への支援は、官民ともに「皆無」だから、始めました。これはあまりにも問題です。

メール・電話・来所での相談受付。避難希望者への、下見や移住の交通費カンパ(1人1回1万円)。私たち避難者自身の経験から、これが必要だと思い進めています。そして相談やカンパ希望が増え、この1ヶ月で4人もの希望者が関西へ来ました。私たちは仕事の合間を縫って直接会って、下見や宿の手配を何度も手伝いました。他にも多くのメール相談がきています。見えてきた大まかな現状と対策は以下です。

:避難希望や被ばく問題について、東日本では①情報、②相談、③援助を求められる場が全くない。全国にも②と③がほぼ無い。だから子どもは一時的に保養に行けても、大人はどうしようもなくなり、親子ともボロボロになる。

:8年目の今の避難希望者は、重い健康被害とセット。重い被害が出た人から危険に気づき避難を希望する。心身を痛めてるので、避難後もまずは療養を必要とする。また、化学物質過敏症、電磁波過敏症なども発病したことで、関西でも住む地域や家を選ばざるを得ない人も多い。

:それゆえに、まず「自分のペースで/なるべく安く/長期滞在できる宿」が何よりも必要。理想は空き部屋、空き屋。そこに落ち着いてから、自分が住める場所の下見をしていく。

:住宅、仕事、生活保護、人間関係など、支援を得ながら自立していく。これは避難先の保養キャンプ、生活支援、行政交渉の経験がある団体や個人の協力が不可欠。これらのために、避難希望者と避難者、支援者とが効率よく出会える場が必要(これも無い)。


これら、放置されたままの巨大な問題を解決するために、私たちは毎月第2土曜日に「出会い交流できる場」を作ります。
ぜひご参加をお願いします。
※避難移住を希望する方々も参加ください。また下見・引越し交通費も1人1回1万円支援します(必ず事前に連絡を)。
※避難者もご参加ください。現状、悩み、展望を交流しましょう。

関連して以下、お願いです。

:東日本の人々への「避難移住呼びかけリーフレット」を読み、配って下さい。8つ折です。渾身の力作です。
表面裏面

:避難移住の交通費支援カンパをお願いします。
保養、移住先への下見、実際の引っ越しの際の交通費を1人1回上限1万円、お渡ししています。この1ヶ月で4名が活用しています。
利用者から「本当に助かった」と感想を頂いています。
https://www.gowest-comewest.net/20181219kanagawa-h

上記の避難移住支援を続けるためのカンパを皆様にお願いします。活動・広報費などにも使います。

  • ゆうちょ銀行 00990–8–211068 「ゴーウエスト」
  • 他の銀行から 店番号 099 当座預金 0211068 「ゴーウエスト」

:「避難移住支援を応援します」に参加してください。
また、放射能被害の事実や避難の必要性は、国のせいでタブー化され、「デマ、風評被害」「科学的根拠は?」などと懐疑の目にさらされています。原発賠償裁判原告、医師、学者、弁護士、議員などの方々に避難支援に賛同して頂くことで、懐疑を減らさせたいと思います。
「避難支援が必要だ」と思うそうした方々は、ぜひ「私も避難移住支援を応援します」と名前を連ねてください。メールでお名前と肩書きをお送りください。gowest@gowest-comewest.net

最後に。これらの膨大な労力とお金は、全て国と東電が行なうべきものです。それを要求し、残虐な帰還政策を希望の避難政策へ変えさせましょう。そこが問題の核心です。
私たちの国・東電への要求決議文:https://www.gowest-comewest.net/20180310demands

お読み頂き、ありがとうございました!
この酷い現状を、ともに変えていきましょう!

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