放射能汚染と健康被害

医師・科学者・避難者の論文と証言

国や病院が出した福島原発事故以降の東北・関東の病気・死者増加のデータ

「南相馬私立病院」が2018年12月12日に発表した、2010年(事故前)と2017年の患者数の増加(診療を続けている方と、新たに診療を開始した方の合計)。右のグラフは厚生労働省が17年6月に公表した人口10万人当たりの心筋梗塞の死亡者数。中央が男性、右が女性。


全国と福島県(人口動態調査)、南相馬市の10万人当たりの死亡率の経年変化。福島県の11年以降の死亡増は全国の増加割合よりはるかに高く、南相馬市はさらに高い。(医師・矢ヶ崎克馬氏提供)
東京都内の血液ガンの増加。国立がん研究センター、がん対策情報センター、がん統計研究部、院内がん登録室「がん診療連携拠点病院 院内がん登録 全国集計報告書 付表1~6」09~16年版より渡辺悦司さんが作成。
福島県の胃がんの増加。下限が100を超えていれば、単に増加しているだけではなく、確率的に偶然とは考えにくい「統計的に有意な多発」であることを意味する。(『週刊金曜日』19年6月7日号、明石昇二郎さん


3.11以降の若手著名人・死者、重病者一覧

これを出したのは、突然死や早すぎる病死は著名人だけが唯一報道・公表されるからです。知ったり調べたりできるからです。全国の病院は2015年から病気患者数の公表をやめており、私たちは著名人しかデータを得ることができません。政府や病院には公表する義務があります。しかし限られた著名人の報道だけでも、2010 16人、2011 11人、2012 18人、2013 46人、2014 33人、2015 32人、2016 59人、2017 44人、2018年8月時点 32人です。福島だけでなく関東も放射能汚染されているため、多くが首都圏で仕事や生活をしている著名人にも顕著な被害が出て、報道されます。2013年から死者が急増しているのがわかります。報道されない一般市民の被害はさらに莫大です。

1993年にアナウンサーの逸見政孝氏が48歳でがんを記者会見で公表しました。世間は若いがんの少なさから大騒ぎになりました。もともと極小だったのです。しかし3.11以降、特に近年、明らかに若いがん死や心臓病、白血病が激増しています。これらの病気は旧ソ連のチェルノブイリ原発事故後も増加し、被ばく直後ではなく数年後から激増しました。一方でそれを放射能被ばくとむすびつけない強い圧力も働いています。今までに認められた健康被害は、福島第一原発事故の収束に携わった作業員5名の労災認定だけです。

被ばくにより日々私たちの健康や命は奪われていきます。被害者である私たちがこのことを認識し、共有し、訴えていかなければ、このむごい、悲劇を止めることはできません。だから私たちは政府に避難政策を求めています。一緒に求めてください

2011年3.11原発事故以降の若手著名人や市民の死者・重病者一覧(スプレッドシート)(白川)

出典

病気と放射能被ばくの因果関係についての文章

市民の死者・病者一覧(皆さんも教えて下さい)

東京から避難した園良太さんから

福島・富岡町の避難者から

  • 40代男性悪性リンパ腫、死亡
  • 原発事故前からの病気で原発作業経験者(当時30代の男性)多血症
  • 女性が60代後半でくも膜下出血で死亡。
  • 男性71歳が大腸ガン、胃ガン2回、2才子供、アトピー。
  • 30代女性突発性難聴
  • 30代女性皮膚疾患治らない

群馬県から避難したSさんから

  • 群馬県/地元市内の産婦人科院長50代の突然死
  • 群馬県/お花屋さんのご主人40代の突然死
  • 群馬県/先日久しぶりに集まったサークル仲間、男女合わせて7人なんですが、私以外すべての仲間の実家の父母、そして嫁ぎ先の義父母の半分が亡くなっていて、半分が病気や看病が必要になっている状態でした。
  • 群馬県/先輩のお母さん70代、友人のお母さん70代、友人のご主人50代、生徒のお母さん40代の突然死。
  • 子どもがお世話になった保育園の先生のお母様とお姉様が、がん発症2週間で死亡。
  • 姪っ子の親友16歳、後輩15歳の相次ぐ2人の突然死が3ヶ月のうちに起こりました。

東京の下澤陽子さんから、関東の健康被害者の聞き取り・英語版つき

東京の鶴見太郎さんから

  • Aさん20代前半男性 突然死 2012年
  • Iさん31歳男性 埼玉 突然死(原因不明) 2016年
  • Sさん40代男性 突然死 (脳梗塞か心不全) 2018年
  • Sくん20代後半男性 大阪→東京 適応障害、双極性障害発症、休職中
  • Kくん20代前半男性 横須賀市 鬱病発症
  • Nさん20代後半女性 尼崎→東京 慢性的喘息皮膚疾患発症
  • Kくん20代後半男性 東京肺気腫発症
  • Tくん24歳男性 三重→東京 体力減退 精神皮膚疾患悪化
  • Yさん40代後半女性 埼玉→東京 虚言癖発症
  • Yくん20歳男性 精神疾患発症
  • Kさん31歳男性 都内 精神疾患悪化、音信不通
  • Mさん32歳男性 福岡→都内 アトピー性皮膚炎発症
  • Sくん30代前半(東京→イラン)消化器衰弱、皮膚疾患発症 2018年
  • Cさん20代後半男性 多摩(介助労働者)鬱病発症 2015年
  • Nさん50代男性 東京 痴呆発症 2018年
  • 大下敦さん 60代男性 川崎市 情況出版社社長 病死 2018年
  • 21歳男性 摂津富田 2015年突然死(心臓系?) 複数回東京へ遊びにいったりしていたとのこと
  • Kくん 千葉 鬱気味
  • Uくん 神奈川 鬱気味 アルコール依存症
  • Tさん 栃木 同上
  • 真崎航さん 29歳男性 新宿 (ゲイビデオモデル)突然死(腹膜炎)2013年

東京のぺぺ長谷川さんから

  • 2016年春、1~2ヶ月の間で40代がん死、60代男性急死、40代男性急死、40代女性急死、50代男性急死。
  • そのしばらく後に知人の酒場で60代男性急死2名。友人の母60代がん死

東京のほしのめぐみさんから

  • 脳出血(30代男性、死亡)
  • 突然死(50代女性、前のバイト先の女性)
  • 心臓の疾患(50代男性、30代男性)
  • 癌(30代男性大腸・死亡、50代男性・死亡、40代男性膵臓・死亡)
  • 40代がん死
  • 60代男性急死
  • 40代男性急死
  • 40代女性急死
  • 50代男性急死
  • 60代男性急死2名

埼玉からの避難者より

  • さいたま市50代 男性 2012年 前白血病そして間質性肺炎と診断。その、3年後に大腸癌で亡くなる。
  • 埼玉50代、アレルギー体質を持つ男性。2012年消化器系の難病を発症 手術するも2年の闘病の後なくなる

だるま森&えりこさんから

  • 2018年1月 盛岡 69才マクロビの先生 男性 突然死
……そして、みなさんも知っている数々の著名人の突然死、早すぎるがん死など。

追悼。

国は汚染の事実を認めよ。全てのデータを調べて公表せよ。そして、全ての被害者を救済せよ。

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