避難者全員集合大集会&デモ第2弾

避難者と仲間たちによる集会&アピールウォーク ご報告

好天候の2日、311 東北・関東 放射能からの避難者と仲間たちである”go West, Come West”主催「ダキシメルオモイ~ 海外発信し始めた原発事故避難者の母たち~」を大阪市中央会館で開催いたしました。

東日本大震災後の家族の「オモイ」を描いた油絵「ダキシメルオモイ」の絵の展示をはじめ、下澤さん(東京→兵庫)による「ふるさと」「いつも何度でも」のピアノ演奏と歌唱、Naomiさん(福島→大阪)によるナターシャさんの詩の朗読、森松さん(福島→大阪)、車田さん(福島→大阪)による「国連とフランス講演」報告、森松さん、車田さん、Katrin(福島→京都)による「ダキシメルオモイ」のパネルトーク、masakoさん(福島→台湾→兵庫)による「台湾での反原発運動・海外から見た福島原発事故」のお話、園さん(東京→大阪)とmasakoさんによる「日本の復興政策」についてのパネルトーク、東さん(東京→大阪)によるギター演奏による下澤さんの「Belive」の歌唱、下澤さんのピアノ演奏による Katrinの「瑠璃色の地球」(避難者バージョン)の歌唱と盛りだくさんの内容で、70名近い参加者が聴き入りました。

集会後には、各自、プラカードを手に、「避難者はここにおる!」「go West!」「Come West!」とコールし、音楽を流しながら観光客で賑わう心斎橋界隈を練り歩きました。

アピールウォーク後の懇親会には、「ダキシメルオモイ」の絵が見たい!とNさん(福島→鹿児島→大阪)が駆けつけ、自分も今後はこうした集会に加わり、発信していきたいと話していました。

今回、様々なメッセージを発信した避難者はもとより、毎回、私たちの会議に駆けつけてくれる方々、受付でがんばっていただいたひらささん、まぶちさん、石津さん、ダキシメルオモイの展示から返却まで責任をもって対応してくださったうたこさん、パソコンとプロジェクターを担ってくれたりょうさん、映像記録で走り回っていた鈴木さん、寺本さん、Tシャツの製作とタイムキーパーに奔走してくれた村上さん、いきなり照明をお願いしたにもかかわらず快くお引き受けいただけた渡辺さん、その他会場で様々なサポートをしてくれた方(手話もありました!)、ペンライトを振って盛り上げてくれた方、アピールウォークを盛り上げてくれた方々等、多くのみなさんがサポートしてくださったことに より、出演者にとっても、参加者のみなさまにとっても、とても充実した有意義な時間が過ごせたと思っております。

本当にありがとうございました!!

避難した私たちは特別な人ではありません。
目の前の小さな命、大切な命を守りたい一心で避難を選択した普通のお母さん、お父さん、お姉さん、お兄さんです。
命を守りたい、未来を守りたい。
だから行動しなければならないと動いた人たちです。
避難するのも、被災地に留まるのも、どちらも地獄だと誰かが言いました。

本当にそうだと思います。
しかし、困難はあっても、希望に繋がる困難を私たちは選択しました。

核の災害に終わりはありません。
「見ざる・言わざる・聞かざる」ではなく、「目を開け、耳を澄まし、おかしいことはおかしい」と言うこと。
そして、自分の頭で考え、それぞれができることをする。
私たち避難者の「ダキシメルオモイ」を受け取っていただき、共に行動していただけたら嬉しいです。
そして、私たちとともに、この理不尽な社会を変えていきましょう!

これからも私たち「go West, Come West!!!」をよろしくお願いします。

避難者全員集合大集会&デモ第2弾
2018年 6月 2日(土)
大阪市中央会館1Fホール(地下鉄「長堀橋」駅徒歩5分)
地図: http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000016607.html
参加費: 500円(避難者無料)

避難者をモデルにした絵「ダキシメルオモイ」の絵の展示のご案内

福島の原発事故後、幼い命を守るため奮闘する被災者親子の絵を描き続けている画家がいます。
幼い命を守りたい気持ちは、大切な人を守りたい気持ちであり、それは、すべての命を守りたい気持ちに繋がります。
この絵は海外で発信するお母さんとともに、世界の人々の心に「愛」と「命」の大切さを届けてきました。
145cmの麻布に描かれた親子絵は圧巻です!!

ダキシメルオモイ
絵の展示とともに海外発信を始めたお母さんたちのお話会を開催します。

タイムスケジュール
13:30~ 第一部「スイスの国連・フランス各地で発信した母」

2017年11月、2018年3月。避難者のお母さんがそれぞれ国連でスピーチをしました。
避難者のお母さんがなぜ国連に出向いたのか?
国連では何を訴えてきたのか?
国連でスピーチをしたお母さんと、フランス各地でアピールをしたお母さんをお招きし、避難者の現状はもとより、人権と平和について意見交換したいと思います。

14:55~ 第二部「台湾で発信した母」

福島の原発事故後、国内避難を経て、台湾へ避難をしたお母さんがいました。
台湾へ渡った経緯や、台湾の人々の反応、台湾で起きて いることなどについてお話を伺い、海外から見た日本について学習したいと思います。

16:30~ 第三部「避難者と仲間たちによるデモ」

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